デバイスの位置履歴を表示する
Absolute 製品ライセンスおよびアカウントの設定によっては、位置履歴ページが利用できない場合があります。
デバイスの位置履歴ページに移動して、特定の期間にわたるデバイスの移動を確認できます。この情報は、リスクデバイスを調査したい場合に特に有益です。
位置履歴ページのデバイスの位置情報は、デバイスの位置情報が更新されましたイベントがデバイスに記録された場合にのみ更新されます。これらのイベントは、コンソールの履歴エリアのイベントページで確認できます。デフォルトでは、このページには過去 7 日間の位置変更が表示されますが、過去 14 日または 30 日分を表示することも、カスタム日付範囲を設定することもできます。
- デバイスの移動範囲が 100 メートル未満の場合、デバイスの位置情報が更新されましたイベントは記録されず、位置履歴ページのデバイスの位置情報は更新されません。
- 盗難デバイスの場合、盗難捜査がオープンである間は、デバイスの位置情報が更新されましたイベントは記録されません。捜査がクローズした後も、捜査中に収集された位置情報は、デバイスの位置履歴に含まれないことに注意してください。
デバイスの位置を追跡する方法の詳細については、Learning Hub にアクセスしてください。Learning Hub にアクセスするには、クイックアクセスツールバーの (ヘルプとサポート) をクリックし、その後リソース > Learning Hubをクリックします。

デバイスの位置情報に関する情報を収集するには、デバイスのポリシーグループでジオロケーション追跡ポリシーを有効にする必要があります。

デバイスの位置履歴ページを表示するには、ユーザー役割に、ジオロケーションのアドレスレベルの表示権限が付与されている必要があります。すべてのデフォルト役割 (ゲストユーザー役割を除く) にはこの権限が付与されています。

デバイスの最近の位置変更を表示するには:
- 結果グリッドの最初の列にリンク付きデバイス識別子が表示される任意のページ (デバイスエリアのすべてのデバイスページなど)で、表示したいデバイスのリンクをクリックします。デバイスのデバイス詳細ページが開きます。デバイスの最新の (最近報告された) 位置情報が、最終接続日フィールドに表示されます。ジオロケーションなしと表示された場合、ジオロケーション追跡ポリシーは有効ではありません。
- 位置履歴をクリックします。新しいページが開き、タイムラインと地図が表示されます。

タイムラインを使用すると、デバイスがいつ場所を移動したか、およびそれぞれの場所で過ごした時間がわかります。
デフォルトでは、タイムラインには過去 7 日間のデバイスの位置変更履歴が時系列順 (降順)に表示されますが、日付範囲を変更することができます。デバイスで最近検出された位置情報は、最後に認識された位置の下に、デバイスの位置スキャンが最後に終了した日時と一緒に表示されます。
デバイスの位置履歴に基づいて、タイムラインに以下の項目の1つ以上が表示されます。
- デバイスの新しい位置の住所とデバイスの検出日時。各位置情報は、地図上のドットマークに対応します。
- <#> 日間毎日チェックイン: 特定の期間中にデバイスが定期的に Absolute モニタリングセンターに接続していますが、その位置は変更がないことを示しています。
- <#> 日間で <#> 回チェックイン: 特定の期間中にデバイスが Absolute モニタリングセンターに接続する頻度を示しています。デバイスの位置は変更ありません。
- 位置変更なし: 特定の日付にデバイスが Absolute モニタリングセンターに接続していますが、その位置は変更がないことを示しています。
- <#> 日間毎日オフライン: 特定の期間中にデバイスがオフラインであったことを示しています。デバイスがオフラインの場合、位置情報は利用できません。
- 位置情報なし: 特定の日付にデバイスがオフラインで、Absolute モニタリングセンターに接続しなかったことを示しています。
これらの項目のいくつかを確認するには、タイムラインを延長する必要がある場合があります。

地図には、デバイスの検出された位置情報がドットマークの集合として表示されます。コネクターは、ある場所から別の場所へのデバイスの移動を示しています。各ドットマークは、タイムラインの位置情報に対応します。
マーク表示は、地図の拡大レベルが都市レベル以上か以下かによって異なります。
-
都市レベル以上: 都市のドットマークは、デバイスでレポートされた位置がその都市であった回数を示しています。1 回だけの場合、回数は表示されません。
この拡大レベルでは、マークの間にコネクターはありません。マークをクリックすると、都市レベル以下に拡大されます。
- 都市レベル以下: 各ドットマークは、デバイスの番号レベルの位置情報を示し、デバイスの以前の位置と次の位置を結ぶコネクターも表示されます。
地図を拡大すると、各ドットマークの周囲に、デバイスの位置を検出するために使用された地理技術の想定精度を示す円盤が表示されます。円盤が小さいほど、精度が高くなります。円盤が表示されない場合、精度は非常に低いか不明です。
日付範囲を変更すると、地図の拡大レベルが変更される場合があることに注意してください。

地図とタイムラインの操作は以下の方法で行えます。
アクション | 詳細 |
---|---|
地図上でタイムラインの位置を表示する |
タイムライン上で以下の1つを実行します: |
タイムラインでドットマークを表示する | 地図上のドットマークにカーソルを当てます。対応する位置情報がタイムラインで強調表示されます。ドットマークのツールチップも表示されます。 |
タイムラインの展開 | タイムラインの 2 つの日付ラベルの間に ![]() ![]() |
日付範囲の変更 | 地図とタイムラインに表示されるデータの日付範囲を変更することができます。 |
以下の1つを実行します:
拡大した後に地図の別のエリアを表示するには、見たい場所まで地図をドラッグします。 |
|
ズームアウト |
以下の1つを実行します:
|
マップビューと衛星ビューの切り替え | マップ | 衛星の切り替えボタンをクリックします。 |

タイムラインまたは日付範囲フィールドを使用して、ページの日付範囲を変更することができます。

タイムラインでは、日付範囲フィールドを開くことなく、次の 30 日間の日付範囲にすぐに移動することができます。
タイムラインを移動するには、以下を実行します。
- タイムラインをさかのぼるには、
より古いデータをクリックします。現在の日付範囲の前の 30 日間の日付範囲が表示されます。引き続き
より古いデータをクリックすると、次の日付範囲に移動できます。
- タイムラインを先に進めるには、
最近のデータをクリックします。直近の日付範囲が表示されるまで、
最近のデータをクリックし続けることができます。

新しい定義済み日付範囲を選択するには、タイムラインの上の日付範囲フィールドをクリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 過去7日間
- 過去14日間
- 過去30日間
現在の日付は常に日付範囲に含まれます。たとえば、過去14日間を選択すると、今日から13日前までに発生した位置変更が表示されます。

最大365日前までの過去の位置情報を、30日分ずつ表示できます。つまり、開始日から終了日までの日付範囲は30日を超えることはできません。
デバイスのジオロケーション追跡ポリシーのアクティベーション日より前の日付範囲を選択した場合、位置情報は利用できません。
日付範囲を指定するには:
- タイムラインの上の日付範囲フィールドをクリックし、選択をクリックします。
- カレンダーピッカーをクリックして開きます。
-
カレンダーで開始日と終了日を選択します。
月を選択するには、カレンダーの上部で月の名前をクリックして、該当する月を選択します。または、
および
アイコンを使用して移動することができます。
年を選択するには、カレンダーの上部で年の名前をクリックして、該当する年を選択します。または、
および
アイコンを使用して移動することができます。
30 日間の制限外の日付はグレー表示になります。
カレンダーピッカーが閉じ、選択した日付が日付範囲フィールドに表示されます。

デバイスの過去 7、14、または 30 日間の位置変更を示すレポートを、CSV、Excel、または XML形式でエクスポートできます。また、最大 365 日間を対象とするカスタムデータ範囲を指定することもできます。
デバイスのジオロケーション追跡ポリシーのアクティベーション日より前の日付範囲を選択した場合、レポートは空になります。
エクスポートされたレポートには、以下の情報を示す列が含まれます。
- デバイス識別子
- ログイン中のユーザー名
- 位置情報がアップロードされた日時
- 緯度と経度
- 住所
- ジオテクノロジーと精度
- IP アドレス
位置履歴ページをエクスポートするには:
- タイムラインの上にあるエクスポートをクリックして、位置履歴をエクスポートダイアログを開きます。
-
フォーマットフィールドをクリックし、以下のオプションから1つを選択します:
オプション 説明 列名を含む CSV (.csv) レポート (列ヘッダーを含む) をコンマ区切り値 (.csv) のファイル形式でエクスポートします。 列名を含まない CSV (.csv) レポート (列ヘッダーを除く) をコンマ区切り値 (.csv) のファイル形式でエクスポートします。 Excel (.xlsx) レポート (列ヘッダーを含む) を Microsoft Excel Open XML Spreadsheet (.xlsx) のファイル形式でエクスポートします。
レポートに 100 万以上の行が含まれる場合、CSV 形式を選択します。このサイズのレポートは Excel ではサポートされません。
XML (.xml) レポートを拡張マークアップ言語 (.xml) のファイル形式でエクスポートします。 -
日付範囲フィールドをクリックし、以下のオプションから1つを選択します:
- 過去7日間
- 過去14日間
- 過去30日間
- 選択...
選択をクリックした場合:
- カレンダーピッカーをクリックして開きます。
-
カレンダーで開始日と終了日を選択します。開始日から 365 日前までの過去の終了日を選択できます。
月を選択するには、カレンダーの上部で月の名前をクリックして、該当する月を選択します。または、
および
アイコンを使用して移動することができます。
年を選択するには、カレンダーの上部で年の名前をクリックして、該当する年を選択します。または、
および
アイコンを使用して移動することができます。
カレンダーピッカーが閉じ、選択した日付が日付範囲フィールドに表示されます。
- デフォルトでは、レポートには範囲内のすべての日付の位置情報が含まれます。特定の日付でデバイスがその位置を変更しなかった場合、レポートの位置変更列にはいいえと表示されます。レポートから空の日付を除外するには、位置変更のある日付のみをエクスポートの隣りにあるチェックボックスをオンにします。
- エクスポートをクリックします。
レポートが生成され、選択したファイル形式でダウンロードされます。